【最新版】貨物 運行管理者-過去問:令和6年度 出題例の解答と解説

令和6年度に実施された貨物 運行管理者CBT試験(出題例)の問題と解答です。

過去問の解答・解説を1問ずつ、キャラクターの会話形式で分かりやすくまとめています。

でぃでぃ

ここは貨物 運行管理者の令和6年度CBT試験の過去問を解いてみるページですよー。

おっさん

お、運管の過去問じゃねーか。待ってたぞ。

でぃでぃ

お待たせしましたですー。ところでおっさん、この前どこか行ってました?

おっさん

ああ、東名の足柄SAに寄ったんだけどさ、そこで「富士宮やきそば」食ったんだわ。もちもちの麺に肉かすが入ってて、うまかったぞ。

でぃでぃ

わー、富士宮やきそば!B級グルメの王様ですよね。最近は道の駅でもご当地グルメが充実してて、寄り道が楽しいですよー。

おっさん

SA・PA・道の駅は長距離ドライバーの癒やしだからな。メシが旨いと疲れも吹っ飛ぶ。

でぃでぃ

次は「静岡おでん」も試してみてくださいです。黒はんぺんが絶品らしいですよ。

おっさん

静岡おでんか…冬場にいいな。まあ、そろそろ本題いくか。

でぃでぃ

そうですね!今回もでぃでぃが解説を担当しますです。

リンク先のページを開いた際、飛び先の表示位置がズレる事がありますが、そのページを再読込(更新)すると目的の場所が表示されます。

INDEX

貨物 運行管理者 令和6年度CBT試験 概要

貨物 運行管理者の試験概要です。

貨物
運行管理者
情報
試験
実施
毎年2回
8月・3月
制限
時間
90分
問題数30問
回答
方式
CBT
※筆記での試験は終了
合格
基準
正答率60%
各科目で最低1問正解
合格
発表
9月・4月
直近の
合格率
令和6年度 第1回
33.0%
(前回:34.2%)
試験の概要
出題関係法令(科目)問題数
①-⑧貨物自動車運送事業法8
⑨-⑫道路運送車両法4
⑬-⑰道路交通法5
⑱-㉓労働基準法6
㉔-㉚実務上の知識及び能力7
*合計30
運行管理者試験の問題

実務上の知識及び能力は、最低2問の正解がないと不合格

でぃでぃ

問題数が4問とか5問の科目は、全ミスだけは絶対回避ですよー。

おっさん

特に道交法は運転の慣れと感覚だけで解こうとすると危ないからな。

2024年4月1日施行
改善基準告示等
改正後の内容です

でぃでぃ

R6年度の出題例は、2024年4月以降の改正後の改善基準告示が適用されています。最新の基準で出題されていますよー。

貨物 運行管理者 令和6年度CBT試験 貨物自動車運送事業法

運行管理者 令和6年度CBT 貨物自動車運送事業法
でぃでぃ

いつも通り、最初の8問は事業法ですよー。

問1.貨物自動車運送事業の定義

■問題文
貨物自動車運送事業に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.貨物自動車運送事業法は、貨物自動車運送事業の運営を適正かつ合理的なものとするとともに、貨物自動車運送に関するこの法律及びこの法律に基づく措置の遵守等を図るための民間団体等による自主的な活動を促進することにより、輸送の安全を確保するとともに、貨物自動車運送事業の健全な発達を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。

 2.一般貨物自動車運送事業又は特定貨物自動車運送事業の許可の取消しを受けた者は、その取消しの日から2年を経過しなければ、新たに一般貨物自動車運送事業の許可を受けることができない。

 3.一般貨物自動車運送事業とは、他人の需要に応じ、有償、無償に関わらず、自動車(三輪以上の軽自動車及び二輪の自動車を除く。)を使用して貨物を運送する事業であって、特定貨物自動車運送事業以外のものをいう。

 4.特定貨物自動車運送事業とは、特定の者の需要に応じ、有償で、自動車(三輪以上の軽自動車及び二輪の自動車を除く。)を使用して貨物を運送する事業をいう。

おっさん

正しいものは1・4、だな。

2.欠格期間は2年ではなく5年
3.「有償、無償に関わらず」→ 一般貨物は有償でが正しい定義

でぃでぃ

選択肢1は貨物自動車運送事業法第1条の「目的」の条文そのままですね。選択肢4の特定貨物の定義もそのまま覚えましょうですー。

おっさん

欠格期間5年と「有償で」は毎回出るよな。引っかけの定番だ。

問2.安全管理規程・輸送の安全に係る情報の公表

■問題文
一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)の安全管理規程等及び輸送の安全に係る情報の公表についての次の文中、A、B、Cに入るべき字句として、いずれか正しいものを1つ選びなさい。

■選択肢
 1.事業者は、貨物自動車運送事業法第23条(輸送の安全確保の命令)、第26条(事業改善の命令)又は第33条(許可の取消し等)の規定による処分(輸送の安全に係るものに限る。)を受けたときは、[A]、当該処分の内容並びに当該処分に基づき講じた措置及び講じようとする措置の内容をインターネットの利用その他の適切な方法により公表しなければならない。 A:① 遅滞なく ② 30日以内に

 2.事業者は、毎事業年度の経過後[B]、輸送の安全に関する基本的な方針その他の輸送の安全に係る情報であって国土交通大臣が告示で定める①輸送の安全に関する基本的な方針、②輸送の安全に関する目標及びその達成状況、③自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計について、インターネットの利用その他の適切な方法により公表しなければならない。 B:① 30日以内に ② 100日以内に

 3.事業用自動車(被けん引自動車を除く。)の保有車両数が[C]以上の事業者は、安全管理規程を定めて国土交通大臣に届け出なければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。 C:① 200両 ② 100両

おっさん

A:①遅滞なく、B:②100日以内に、C:①200両、だな。

A: 処分を受けたときは遅滞なく公表
B: 毎事業年度の経過後100日以内に公表
C: 安全管理規程の届出は200両以上

でぃでぃ

穴埋め問題ですね。「遅滞なく」は処分を受けた場合、「100日以内」は毎事業年度経過後の公表期限ですよー。

おっさん

200両以上ってのは結構な規模だな。安全管理規程はそのクラスの事業者に義務づけられてる。

問3.運行管理者の業務

■問題文
次の記述のうち、一般貨物自動車運送事業の運行管理者が行わなければならない業務として、正しいものをすべて選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.法令の規定により、事業用自動車の運転者等に対して点呼を行い、報告を求め、確認を行い、及び指示を与え、並びに記録し、及びその記録を保存し、並びに運転者に対して使用する国土交通大臣が告示で定めるアルコール検知器を備え置くこと。

 2.法令に規定する「運行記録計」を管理し、及びその記録を保存すること。

 3.事業用自動車に係る事故が発生した場合には、法令の規定により「事故の発生日時」等の所定の事項を記録し、及びその記録を保存すること。

 4.運行管理規程を定め、かつ、その遵守について運行管理業務を補助させるため選任した者(補助者)に対し指導及び監督を行うこと。

おっさん

正しいものは2・3、だな。

1.アルコール検知器を「備え置く」のは事業者の義務であり運管の業務ではない
4.運行管理規程を「定める」のは事業者の義務

でぃでぃ

運行管理者の業務と事業者の義務の区別がポイントですね。検知器の備え置きと規程の制定は事業者側ですよー。

おっさん

運管は「管理・実行」する側。設備を揃えたり規程を作るのは事業者の仕事だ。

問4.点呼に関する法令

■問題文
貨物自動車運送事業の事業用自動車の運転者に対する点呼についての法令等の定めに関する次の記述のうち、正しいものをすべて選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.同一事業者内の全国貨物自動車運送適正化事業実施機関が認定している安全性優良事業所(Gマーク営業所)である営業所間で行うIT点呼の実施は、1営業日のうち連続する16時間以内とする。

 2.業務前の点呼においては、法令等の規定により酒気帯びの有無について、運転者の顔色、呼気の臭い、応答の声の調子等を目視等により確認するほか、当該営業所に備えられたアルコール検知器を用いて確認を行わなければならない。

 3.2日間にわたる運行(営業所から出発し1日目を遠隔地で終了、2日目に営業所に戻るもの。)については、1日目の業務後の点呼及び2日目の業務前の点呼のいずれも対面で行うことができないことから、2日目については、業務前の点呼及び業務後の点呼のほかに、当該業務の途中において少なくとも1回点呼を行わなければならない。

 4.業務後の点呼においては、「道路運送車両法第47条の2第1項及び第2項の規定による点検(日常点検)の実施又はその確認」について報告を求め、及び確認を行い、並びに事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な指示を与えなければならない。

おっさん

正しいものは1・2、だな。

3.中間点呼が必要なのは「2日目」ではなく1日目について
4.日常点検の報告は業務前の点呼で行う

でぃでぃ

Gマーク営業所間のIT点呼は連続16時間以内が条件ですよー。選択肢2のアルコール検知器の確認方法も正しいです。

おっさん

2日間運行の中間点呼は1日目だぞ。2日目じゃない。ここ間違えやすいから注意しろ。

問5.事故速報

■問題文
次の自動車事故に関する記述のうち、一般貨物自動車運送事業者が自動車事故報告規則に基づき運輸支局長等に速報を必要としないものを1つ選びなさい。なお、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.事業用自動車の運転者が、ハンドル操作を誤り道路のガードレールに接触する事故を起こし、軽傷を負った。事故処理を担当した警察官が当該運転者への事情聴取中に酒臭さを感じたため呼気検査を実施したところ、道路交通法の規定に違反する酒気帯び運転をしていたことが発覚した。

 2.事業用の連結自動車(けん引車と被けん引自動車を連結した自動車)が、高速自動車国道法に規定する高速自動車国道を走行中、当該自動車のけん引装置の故障により被けん引自動車が分離し、後続の自動車が止まりきれずに当該被けん引自動車に衝突する事故が発生した。この事故で被けん引自動車に衝突した自動車の運転者1名が軽傷を負った。

 3.事業用自動車の運転者が高速自動車国道法に規定する高速自動車国道を走行中、ハンドル操作を誤り、道路の中央分離帯に衝突したことにより、当該事業用自動車に積載していた消防法に規定する危険物の灯油が一部漏えいした。この事故により当該事業用自動車の運転者が軽傷を負った。

 4.事業用自動車が高速自動車国道法に定める高速自動車国道において、路肩に停車中の車両に追突したため、後続車6台が衝突する多重事故が発生し、この事故により6人が重傷、4人が軽傷を負った。

おっさん

速報を必要としないものは2、だな。

2.被けん引自動車の分離事故で軽傷1名のみ → 速報不要
1.酒気帯び運転 → 速報
3.危険物漏えい → 速報
4.重傷6名 → 速報

でぃでぃ

速報が必要なケースは「死者・重傷者5名以上」「酒気帯び」「危険物漏えい」などですよー。軽傷1名だけでは該当しません。

おっさん

飲酒と危険物は即速報。重傷者の人数もしっかり確認しろよ。

問6.過労運転の防止

■問題文
一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)の過労運転の防止等についての法令等の定めに関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.運転者が一の運行における最初の勤務を開始してから最後の勤務を終了するまでの時間(ただし、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(改善基準告示)第4条第4項第4号に定める自動車運転者がフェリーに乗船している時間のうち休息時間とされる時間を除く。)は、144時間を超えてはならない。

 2.運転者等の業務について、事業用自動車の瞬間速度、運行距離及び運行時間を運行記録計により記録しなければならない車両は、車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の普通自動車である。

 3.事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者(以下「運転者」という。)を常時選任しておかなければならず、この場合、選任する運転者は、日々雇い入れられる者、3ヵ月以内の期間を定めて使用される者又は試みの使用期間中の者(14日を超えて引き続き使用されるに至った者を除く。)であってはならない。

 4.事業者は、運行指示書の作成を要する運行の途中において、運行の開始及び終了の地点及び日時に変更が生じた場合には、運行指示書の写しに当該変更の内容を記載し、これにより運転者等に対し電話その他の方法により、当該変更の内容について適切な指示を行わなければならない。

おっさん

正しいものは1・4、だな。

2.運行記録計の対象は「普通自動車」に限定されず全ての車両総重量8トン以上等が対象
3.選任運転者の条件の細部に注意

でぃでぃ

一の運行の拘束時間上限144時間は覚えておきましょうですー。運行指示書の変更対応も正しい記述ですね。

おっさん

運行記録計は「普通自動車」に限定されてないぞ。引っかけだな。

問7.運転者に対する指導監督・特別な指導

■問題文
一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)の事業用自動車の運行の安全を確保するために、事業者が法令等に基づき運転者に対して行わなければならない指導監督及び特定の運転者に対して行わなければならない特別な指導に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.事業者は、軽傷者(法令で定める傷害を受けた者)を生じた交通事故を引き起こし、かつ、当該事故前の1年間に交通事故を引き起こしたことがある運転者(事故惹起運転者)に対して、特別な指導を行わなければならない。

 2.事業者は、運転者として常時選任するために新たに雇い入れた者(当該事業者において初めて事業用自動車に乗務する前3年間に他の一般貨物自動車運送事業者等によって運転者として常時選任されたことがある者を除く。)に対して、特別な指導を行わなければならない。

 3.事業者は、法令に基づき事業用自動車の運転者を常時選任するために新たに雇い入れた場合には、当該運転者について、自動車安全運転センターが交付する無事故・無違反証明書又は運転記録証明書等により、雇い入れる前の事故歴を把握し、事故惹起運転者に該当するか否かを確認する。

 4.事業者は、運転者が他の運転者と交替して乗務を開始しようとするときは、当該他の運転者から所定の通告を受け、事業用自動車の制動装置、走行装置その他の重要な装置の機能について、運行の状況に応じて必要な点検を実施するよう、運転者に対し指導及び監督する。

おっさん

正しいものは2・3、だな。

1.事故惹起運転者の特別指導の対象は「軽傷者」ではなく死者又は重傷者を生じた事故
4.運転者交替時の通告・点検は運転者自身の義務であり指導監督ではない

でぃでぃ

初任運転者への特別指導と、雇い入れ時の事故歴確認は運転記録証明書でセットですよー。

おっさん

「軽傷者」を生じた事故で特別指導ってのは引っかけだぞ。死者又は重傷者だからな。

問8.貨物の積載方法等

■問題文
一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)の貨物の積載方法等に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.事業者は、危険物を運搬する場合、その運転者に対し、消防法その他の危険物の規制に関する法令に基づき、運搬する危険物の性状を理解させるとともに、取扱い方法、積載方法及び運搬方法について留意すべき事項を指導しなければならない。また、運搬中に危険物が飛散又は漏えいした場合に安全を確保するためにとるべき方法を指導し、習得させなければならない。

 2.事業者は、事業用自動車(車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上のものに限る。)に、貨物を積載するときは、偏荷重が生じないように積載するとともに、運搬中に荷崩れ等により事業用自動車から落下することを防止するため、貨物にロープ又はシートを掛ける等必要な措置を講じなければならない。

 3.事業者は、道路法第47条第2項の規定(車両でその幅、重量、高さ、長さ又は最小回転半径が政令で定める最高限度を超えるものは、道路を通行させてはならない。)に違反し、又は政令で定める最高限度を超える車両の通行に関し道路管理者が付した条件(通行経路、通行時間等)に違反して事業用自動車を通行させることを防止するため、運転者等に対する適切な指導及び監督を怠ってはならない。

 4.車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の普通自動車である事業用自動車の運行の業務に従事する運転者は、当該業務において、法令の規定に基づき作成された運行指示書に「貨物の積載状況」が記録されている場合は、業務の記録に当該事項を記録したものとみなされる。

おっさん

正しいものは1・3、だな。

2.偏荷重防止は車両総重量等の限定なく全ての事業用自動車が対象
4.貨物の積載状況は乗務記録に記録が必要(運行指示書では代替不可)

でぃでぃ

危険物運搬時の指導義務と、過積載防止の監督義務が正しい選択肢ですよー。

おっさん

偏荷重防止は全車両が対象だ。8トン以上限定じゃないぞ。

ドラEVER

貨物 運行管理者 令和6年度CBT試験 道路運送車両法

運行管理者 令和6年度CBT 道路運送車両法
でぃでぃ

問9-問12は道路運送車両法です。4問しかないので全ミスは絶対避けましょうですー。

問9.自動車の登録等

■問題文
自動車の登録等についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.臨時運行の許可を受けた者は、臨時運行許可証の有効期間が満了したときは、その日から5日以内に、臨時運行許可証及び臨時運行許可番号標を許可に係る行政庁に返納しなければならない。

 2.登録自動車の所有者は、当該自動車の使用の本拠の位置に変更があったときは、道路運送車両法で定める場合を除き、その事由があった日から30日以内に、国土交通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない。

 3.何人も、国土交通大臣の許可を受けたときなどを除き、自動車の車台番号又は原動機の型式の打刻を塗まつし、その他車台番号又は原動機の型式の識別を困難にするような行為をしてはならない。

 4.登録自動車の所有者は、当該自動車の使用者が道路運送車両法の規定により自動車の使用の停止を命ぜられ自動車検査証を返納したときは、同法の規定により、遅滞なく、当該自動車登録番号標及び封印を取りはずし、自動車登録番号標について国土交通大臣の領置を受けなければならない。

おっさん

誤っているものは2、だな。

2.変更登録の申請期限は「30日以内」ではなく15日以内

でぃでぃ

変更登録は15日以内ですよー。30日との引っかけは車両法の定番問題ですね。

おっさん

臨時運行の返納5日と変更登録の15日。数字をしっかり覚えとけ。

問10.自動車の検査等

■問題文
自動車の検査等についての次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.自動車に表示されている検査標章には、当該自動車の自動車検査証の有効期間の満了する時期が表示されている。

 2.初めて自動車検査証の交付を受ける車両総重量7,990キログラムの貨物の運送の用に供する自動車については、当該自動車検査証の有効期間は2年である。

 3.自動車検査証の有効期間の起算日は、自動車検査証の有効期間が満了する日の3ヵ月前(離島に使用の本拠の位置を有する自動車を除く。)から当該期間が満了する日までの間に継続検査を行い、当該自動車検査証に係る有効期間を法令の規定により記録する場合は、当該自動車検査証の有効期間が満了する日の翌日とする。

 4.自動車運送事業の用に供する自動車は、自動車検査証を当該自動車又は当該自動車の所属する営業所に備え付けなければ、運行の用に供してはならない。

おっさん

正しいものは1・2、だな。

3.継続検査の起算は有効期間満了日の「3ヵ月前」ではなく1ヵ月前から
4.自動車検査証は当該自動車に備え付ける(営業所ではない)

でぃでぃ

検査標章の有効期間表示と、車両総重量8トン未満の初回検査2年が正解ですよー。

おっさん

検査証は車両に積んどけ。営業所に置いといちゃダメだぞ。

問11.自動車の点検整備等

■問題文
道路運送車両法に定める自動車の点検整備等に関する次の文中、A、B、C、Dに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選びなさい。

■選択肢
 1.自動車運送事業の用に供する自動車の使用者は、[A]ごとに国土交通省令で定める技術上の基準により、自動車を点検しなければならない。 A:① 3ヵ月 ② 6ヵ月

 2.自動車運送事業の用に供する自動車の日常点検の結果に基づく運行可否の決定は、自動車の使用者より与えられた権限に基づき、[B]が行わなければならない。 B:① 運行管理者 ② 整備管理者

 3.地方運輸局長は、保安基準に適合しない状態にある自動車の使用者に対し、当該自動車が保安基準に適合するに至るまでの間の運行に関し、当該自動車の使用の方法又は経路の制限その他の保安上又は[C]その他の環境保全上必要な指示をすることができる。 C:① 事故防止 ② 公害防止

 4.地方運輸局長は、自動車の[D]が道路運送車両法第54条(整備命令等)の規定による命令又は指示に従わない場合において、当該自動車が保安基準に適合しない状態にあるときは、当該自動車の使用を停止することができる。 D:① 所有者 ② 使用者

おっさん

A:①3ヵ月、B:②整備管理者、C:②公害防止、D:②使用者、だな。

A: 事業用自動車は3ヵ月ごとに定期点検
B: 運行可否の決定は整備管理者
C: 保安上又は公害防止その他の環境保全
D: 整備命令に従わない使用者に使用停止

でぃでぃ

穴埋め4連発ですね。日常点検の運行可否決定は「整備管理者」であって「運行管理者」ではないですよー。

おっさん

「所有者」と「使用者」の区別も要注意だ。整備命令は使用者に対してだぞ。

問12.保安基準

■問題文
道路運送車両の保安基準及びその細目を定める告示についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.火薬類(保安基準に掲げる数量以下のものを除く。)を運送する自動車、指定重量以上の高圧ガス(可燃性ガス及び酸素に限る。)を運送する自動車及び危険物の規制に関する政令に掲げる指定数量以上の危険物を運送する自動車には、消火器を備えなければならない(被けん引自動車を除く。)。

 2.自動車(二輪自動車等を除く。)の空気入ゴムタイヤの接地部は滑り止めを施したものであり、滑り止めの溝は、空気入ゴムタイヤの接地部の全幅にわたり滑り止めのために施されている凹部(サイピング、プラットフォーム及びウエア・インジケータの部分を除く。)のいずれの部分においても1.6ミリメートル以上の深さを有すること。

 3.自動車の後面には、夜間にその後方200メートルの距離から走行用前照灯で照射した場合にその反射光を照射位置から確認できる赤色の後部反射器を備えなければならない。

 4.貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上のものの原動機には、自動車が90キロメートル毎時を超えて走行しないよう燃料の供給を調整し、かつ、自動車の速度の制御を円滑に行うことができるものとして、告示で定める基準に適合する速度抑制装置を備えなければならない。

おっさん

誤っているものは3、だな。

3.後部反射器は「200メートル」ではなく150メートルの距離から確認できるもの

でぃでぃ

後部反射器の確認距離は150mですよー。200mだと一見それっぽく見えますが誤りです。

おっさん

速度抑制装置の90km/hやタイヤ溝1.6mmは正しい。反射器の距離だけ引っかけだな。

働きやすい職場で働く。ドライバーズワーク。

貨物 運行管理者 令和6年度CBT試験 道路交通法

でぃでぃ

問13-問17は道路交通法ですよー。運転経験だけで解こうとすると痛い目見ます。

問13.自動車の種類

■問題文
道路交通法に定める自動車の種類についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.乗車定員が2人、最大積載量が11,000キログラム、及び車両総重量19,910キログラムの貨物自動車の種類は、大型自動車である。

 2.乗車定員が2人、最大積載量が4,750キログラム、及び車両総重量8,160キログラムの貨物自動車の種類は、中型自動車である。

 3.乗車定員が3人、最大積載量が3,000キログラム、及び車両総重量5,955キログラムの貨物自動車の種類は、準中型自動車である。

 4.乗車定員が3人、最大積載量が1,250キログラム、及び車両総重量3,515キログラムの貨物自動車の種類は、普通自動車である。

おっさん

誤っているものは4、だな。

4.車両総重量3,515kgは3,500kgを超えるため準中型自動車に該当(普通自動車ではない)

でぃでぃ

普通自動車の基準は車両総重量3,500kg「未満」、最大積載量2,000kg「未満」ですよー。3,515kgは超えてますね。

おっさん

15kgオーバーで区分が変わるんだよな。境界の数字は正確に覚えとけ。

問14.徐行及び一時停止

■問題文
道路交通法に定める徐行及び一時停止についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.車両等は、環状交差点に入ろうとするときは、徐行しなければならない。

 2.車両等は、横断歩道等に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者等がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等を徐行して通過しなければならない。

 3.交差点又はその付近において、緊急自動車が接近してきたときは、車両(緊急自動車を除く。)は交差点を避け、かつ、道路の左側(一方通行となっている道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場合にあっては、道路の右側)に寄って一時停止しなければならない。

 4.車両等は、道路のまがりかど付近、上り坂の頂上付近又は勾配の急な下り坂を通行するときは、徐行しなければならない。

おっさん

誤っているものは2、だな。

2.横断歩道で歩行者等があるときは「徐行して通過」ではなく一時停止して通行を妨げないようにする

でぃでぃ

横断歩道での歩行者保護は「一時停止」が基本ですよー。「徐行」じゃダメなんです。

おっさん

徐行と一時停止の違いは超重要だ。歩行者がいたら止まれ。それだけだ。

問15.追越しの方法等

■問題文
道路交通法に定める追越しの方法等についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.車両は、道路の中央から左の部分の幅員が6メートルに満たない道路において、他の車両を追い越そうとするとき(道路の中央から右の部分(以下「右側部分」という。)を見とおすことができ、かつ、反対の方向からの交通を妨げるおそれがない場合に限るものとし、道路標識等により追越しのため右側部分にはみ出して通行することが禁止されている場合を除く。)は、法令の規定にかかわらず右側部分にその全部又は一部をはみ出して通行することができる。

 2.車両は、他の車両を追い越そうとするときは、その追い越されようとする車両(以下「前車」という。)の右側を通行しなければならない。ただし、前車が法令の規定により右折をするため道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、前車を追い越してはならない。

 3.車両は、トンネル内の車両通行帯が設けられている道路の部分(道路標識等により追越しが禁止されているものを除く。)においては、他の車両を追い越すことができる。

 4.車両は、法令に規定する優先道路を通行している場合における当該優先道路にある交差点を除き、交差点の手前の側端から前に30メートル以内の部分においては、他の車両(特定小型原動機付自転車等を除く。)を追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない。

おっさん

誤っているものは2、だな。

2.前車が右折で右側に寄っているときは「追い越してはならない」ではなく前車の左側を通行しなければならない

でぃでぃ

右折車がいるときは左側から通過するのがルールですよー。追越し禁止ではなく、左側通行が義務です。

おっさん

追い越し禁止と左側通行義務は違うからな。条文の細かい表現に注意しろ。

問16.過労運転に係る車両の使用者に対する指示

■問題文
道路交通法に定める過労運転に係る車両の使用者に対する指示についての次の文中、A、B、Cに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選びなさい。

■選択肢
 1.車両の運転者が道路交通法第66条(過労運転等の禁止)の規定に違反して過労により[A]ができないおそれがある状態で車両を運転する行為(以下「過労運転」という。)を当該車両の使用者(当該車両の運転者であるものを除く。以下同じ。)の業務に関してした場合において、当該過労運転に係る[B]が当該車両につき過労運転を防止するため必要な[C]を行っていると認められないときは、当該車両の使用の本拠の位置を管轄する都道府県公安委員会は、当該車両の使用者に対し、過労運転が行われることのないよう運転者に指導し又は助言することその他過労運転を防止するため必要な措置をとることを指示することができる。 A:① 運転の維持、継続 ② 正常な運転 B:① 車両の使用者 ② 車両の所有者 C:① 運行の管理 ② 労務の管理

 2.(選択肢は上記文中のA、B、Cの組み合わせ選択)

 3.(選択肢は上記文中のA、B、Cの組み合わせ選択)

 4.(選択肢は上記文中のA、B、Cの組み合わせ選択)

おっさん

A:②正常な運転、B:①車両の使用者、C:①運行の管理、だな。

A: 過労により正常な運転ができないおそれ
B: 防止措置は車両の使用者が行う
C: 必要な運行の管理を行っていると認められないとき

でぃでぃ

過労運転に係る使用者への指示の条文ですね。「正常な運転」と「運行の管理」がキーワードですよー。

おっさん

「労務の管理」じゃなくて「運行の管理」だからな。道交法は運行管理の観点で出題される。

問17.運転者の遵守事項・故障等の場合の措置

■問題文
道路交通法に定める自動車の運転者の遵守事項及び故障等の場合の措置についての次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度を急に変更しなければならないこととなる場合にあっても、当該合図をした乗合自動車の進路の変更を妨げてはならない。

 2.車両等の運転者は、児童、幼児等の乗降のため、道路運送車両の保安基準に関する規定に定める非常点滅表示灯をつけて停車している通学通園バス(専ら小学校、幼稚園等に通う児童、幼児等を運送するために使用する自動車で政令で定めるものをいう。)の側方を通過するときは、できる限り安全な速度で進行しなければならない。

 3.運転免許(仮運転免許を除く。)を受けた者が自動車等の運転に関し、当該自動車等の交通による人の死傷があった場合において、道路交通法第72条第1項前段の規定(交通事故があったときは、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。)に違反したときは、その者が当該違反をしたときにおけるその者の住所地を管轄する都道府県公安委員会は、その者の運転免許を取り消すことができる。

 4.自動車の運転者は、故障その他の理由により高速自動車国道等の本線車道若しくはこれに接する加速車線、減速車線若しくは登坂車線又はこれらに接する路肩若しくは路側帯において当該自動車を運転することができなくなったときは、政令で定めるところにより、停止表示器材を後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置に置いて、当該自動車が故障その他の理由により停止しているものであることを表示しなければならない。

おっさん

正しいものは3・4、だな。

1.速度を急に変更しなければならない場合は妨げなくてよい(例外あり)
2.通学通園バスの側方通過は「できる限り安全な速度」ではなく徐行

でぃでぃ

救護義務違反での免許取消しと、高速道路での停止表示器材の設置義務が正しい選択肢ですよー。

おっさん

通学バスの横は「徐行」だぞ。「安全な速度」って曖昧な表現は引っかけだ。

貨物 運行管理者 令和6年度CBT試験 労働基準法

でぃでぃ

問18-問23は労働基準法と改善基準告示ですね。計算問題も出ますよー。

問18.労働基準法の定め

■問題文
労働基準法(以下「法」という。)の定めに関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。

 2.「平均賃金」とは、これを算定すべき事由の発生した日以前3ヵ月間にその労働者に対し支払われた賃金の総額を、その期間の所定労働日数で除した金額をいう。

 3.使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。

 4.使用者は、労働者の死亡又は退職の場合において、権利者の請求があった場合においては、30日以内に賃金を支払い、積立金、保証金、貯蓄金その他名称の如何を問わず、労働者の権利に属する金品を返還しなければならない。

おっさん

正しいものは1・3、だな。

2.平均賃金は「所定労働日数」ではなく総日数(暦日数)で除する
4.金品の返還は「30日以内」ではなく7日以内

でぃでぃ

労基法第1条の「最低基準」と第16条の「賠償予定の禁止」が正解ですよー。

おっさん

平均賃金の計算は暦日数だ。所定労働日数じゃないぞ。金品返還は7日以内。数字を覚えろ。

問19.労働基準法の定め(労働時間等)

■問題文
労働基準法(以下「法」という。)の定めに関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.使用者は、災害その他避けることのできない事由によって、臨時の必要がある場合においては、行政官庁の許可を受けて、その必要の限度において法に定める労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる。ただし、事態急迫のために行政官庁の許可を受ける暇がない場合においては、事後に遅滞なく届け出なければならない。

 2.使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては少なくとも45分、8時間を超える場合においては少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。

 3.使用者が、法の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の3割以上6割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。

 4.使用者は、その雇入れの日から起算して6ヵ月間継続勤務し全労働日の7割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。

おっさん

正しいものは1・2、だな。

3.割増賃金率は「3割以上6割以下」ではなく2割5分以上5割以下
4.有給休暇の出勤率は「7割」ではなく8割以上

でぃでぃ

非常災害時の時間外労働と休憩時間の規定が正解ですよー。割増賃金の率は25%以上50%以下です。

おっさん

有給は8割出勤が条件だ。7割って書いてあったらそれはウソ。

問20.改善基準告示の目的等

■問題文
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める同基準の目的等に関する次の文中、A、B、C、Dに入るべき字句として、いずれか正しいものを1つ選びなさい。

■選択肢
 1.この基準は、自動車運転者(労働基準法第9条に規定する労働者であって、[A]の運転の業務(厚生労働省労働基準局長が定めるものを除く。)に主として従事する者をいう。以下同じ。)の労働時間等の改善のための基準を定めることにより、自動車運転者の労働時間等の[B]を図ることを目的とする。 A:① 二輪以上の自動車 ② 四輪以上の自動車 B:① 労働条件の向上 ② 労働契約の遵守

 2.労働関係の当事者は、この基準を理由として自動車運転者の[C]させてはならないことはもとより、その[D]に努めなければならない。 C:① 生活環境を悪化 ② 労働条件を低下 D:① 向上 ② 維持

おっさん

A:②四輪以上の自動車、B:①労働条件の向上、C:②労働条件を低下、D:①向上、だな。

A: 四輪以上の自動車の運転の業務
B: 労働時間等の労働条件の向上を図る
C: 労働条件を低下させてはならない
D: その向上に努める

でぃでぃ

改善基準告示の目的規定ですね。「四輪以上」で二輪は対象外、目的は「労働条件の向上」ですよー。

おっさん

「維持」じゃなくて「向上」だからな。現状維持でOKじゃねーんだよ。

問21.拘束時間等の規定

■問題文
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者(以下「トラック運転者」という。)の拘束時間等の規定に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.使用者は、トラック運転者を使用する場合は、その拘束時間について、労使協定により延長する場合を除き、1ヵ月について295時間を超えず、かつ、1年について3,500時間を超えないものとすること。

 2.使用者は、トラック運転者(1人乗務で、隔日勤務に就く運転者以外のもの。)を使用する場合は、1日についての拘束時間は、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は15時間とすること。ただし、1週間における運行が全て長距離貨物運送(一の運行(運転者が所属する事業場を出発してから当該事業場に帰着するまで)の走行距離が450キロメートル以上の貨物運送)であり、かつ、一の運行における休息期間が住所地以外の場所におけるものである場合においては、当該1週間について2回に限り最大拘束時間を16時間とすることができる。

 3.使用者は、トラック運転者を使用する場合は、その運転時間について、2日を平均し1日当たり9時間、2週間を平均し1週間当たり48時間を超えないものとすること。

 4.使用者は、トラック運転者の連続運転時間(1回がおおむね連続10分以上で、かつ、合計が30分以上の運転の中断をすることなく連続して運転する時間をいう。)については、4時間を超えないものとすること。ただし、高速道路等のサービスエリア又はパーキングエリア等に駐車又は停車できないため、やむを得ず連続運転時間が4時間を超える場合には、連続運転時間を4時間30分まで延長することができるものとする。

おっさん

正しいものは2・4、だな。

1.1ヵ月の上限は「295時間」ではなく284時間、1年は「3,500時間」ではなく3,300時間
3.2週間平均は「48時間」ではなく44時間

でぃでぃ

改正後の拘束時間は1ヵ月284時間・1年3,300時間ですよー。長距離運行の16時間特例と連続運転4時間30分の例外規定も正しいです。

おっさん

改正後の数字だな。284時間と3,300時間、しっかり覚えとけ。旧基準の293時間・3,516時間と間違えるなよ。

問22.運転時間の計算

■問題文
下表の1~4は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の5日間の運転時間の例を示したものであるが、このうち、5日間すべての日を特定日とした2日を平均し1日当たりの運転時間が「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に違反しているものをすべて選びなさい。なお、解答にあたっては、下表に示された内容以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.休日―、1日目9時間、2日目8時間、3日目11時間、4日目9時間、5日目7時間、休日―

 2.休日―、1日目7時間、2日目8時間、3日目10時間、4日目11時間、5日目7時間、休日―

 3.休日―、1日目10時間、2日目9時間、3日目8時間、4日目11時間、5日目8時間、休日―

 4.休日―、1日目8時間、2日目7時間、3日目11時間、4日目10時間、5日目7時間、休日―

おっさん

違反しているものは1・3、だな。

2日平均1日9時間を超える日がある場合に違反
1: 3日目を特定日→(8+11)/2=9.5時間>9時間で違反
3: 4日目を特定日→(8+11)/2=9.5時間>9時間で違反

でぃでぃ

計算問題ですね。各日を特定日として前後の日との2日平均を計算していきましょうですー。9時間を超えたらアウトです。

おっさん

地道に計算するしかない問題だな。1日ずつ潰していけ。

問23.連続運転の中断方法

■問題文
下表の1~4は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の運転時間及び休憩時間の例を示したものであるが、このうち、連続運転の中断方法として「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に適合しているものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、下表に示された内容以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.乗務開始→運転30分→休憩10分→運転2時間→休憩15分→運転30分→休憩10分→運転1時間30分→休憩1時間→運転2時間→休憩15分→運転1時間30分→休憩10分→運転1時間→乗務終了

 2.乗務開始→運転1時間→休憩15分→運転2時間→休憩10分→運転1時間→休憩15分→運転1時間→休憩1時間→運転1時間30分→休憩10分→運転1時間→休憩5分→運転30分→乗務終了

 3.乗務開始→運転2時間→休憩10分→運転1時間30分→休憩10分→運転30分→休憩10分→運転1時間→休憩1時間→運転1時間→休憩10分→運転1時間→休憩10分→運転2時間→乗務終了

 4.乗務開始→運転1時間→休憩10分→運転1時間30分→休憩15分→運転30分→休憩5分→運転1時間30分→休憩1時間→運転2時間→休憩10分→運転1時間30分→休憩10分→運転30分→乗務終了

おっさん

適合しているものは2・3、だな。

連続運転4時間以内で、中断は1回おおむね連続10分以上かつ合計30分以上が必要
1と4は一部で4時間を超える連続運転や中断時間の不足あり

でぃでぃ

連続運転の中断方法の問題ですねー。4時間ごとに合計30分以上の休憩を、1回10分以上で取る必要がありますよ。

おっさん

5分の休憩はカウントされないから注意しろ。10分以上じゃないとダメだ。

ドラEVER

貨物 運行管理者 令和6年度CBT試験 実務上の知識及び能力

運行管理者 令和6年度CBT 実務上の知識及び能力
でぃでぃ

問24-問30は実務上の知識及び能力です。最低2問正解しないと不合格なので注意ですよー。

問24.点呼の実施

■問題文
事業用自動車の運転者に対する点呼の実施に関する次の記述のうち、適切なものをすべて選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.運行管理者は、業務前及び業務後の運転者に対し、原則、対面又は対面と同等の効果を有するものとして国土交通大臣が定める方法により点呼を実施しなければならないが、遠隔地で業務が開始又は終了する場合は「運行上やむを得ない場合」に該当するため、「電話その他の方法」により点呼を実施することができる。この場合、運転者と直接対話ができる携帯電話も「電話その他の方法」に該当するため点呼の実施に使用することができる。

 2.運行管理者は、点呼に用いるアルコール検知器を常時有効に保持するため、確実に酒気を帯びていない者が当該アルコール検知器を使用した場合に、アルコールを検知しないことを1ヵ月に1回確認している。

 3.運行管理者は、業務後の点呼において、業務を終了した運転者からの当該業務に係る事業用自動車、道路及び運行の状況についての報告は、特に異常がない場合には運転者から求めないこととしており、点呼記録簿に「異常なし」と記録している。

 4.運行管理者は、業務後の点呼において酒気帯びの有無を確認する場合、運転者の状態を目視等で確認するほか、アルコール検知器を使用し、道路交通法施行令で定める呼気中のアルコール濃度1リットル当たり0.15ミリグラム以上であるか否かを確認している。

おっさん

適切なものは1、だな。

2.アルコール検知器の確認は「1ヵ月に1回」ではなく1週間に1回以上
3.報告を求めないのは不適切(異常がなくても報告は必要)
4.酒気帯びの「有無」を確認するものであり、0.15mg/L以上かどうかだけではない

でぃでぃ

点呼の実施方法で正しいのは選択肢1だけですよー。検知器の確認頻度と業務後の報告義務に注意です。

おっさん

検知器チェックは週1回以上だ。月1回じゃ足りないぞ。それと業務後も必ず報告させろ。

問25.運転者に対する指導・監督

■問題文
一般貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導・監督に関する次の記述のうち、適切なものをすべて選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になる。前の自動車と追越しをする自動車の速度差が小さい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう運転者に対し指導する必要がある。

 2.運転者は、積載物の転落防止や、転落させたときに危険を防止するために必要な措置をとることが遵守事項として法令で定められている。出発前に、スペアタイヤや車両に備えられている工具箱等も含め、車両に積載されているものが転落のおそれがないことを確認しなければならないことを指導している。

 3.飲酒は、速度感覚の麻痺、視力の低下、反応時間の遅れ、眠気が生じるなど自動車の運転に極めて深刻な影響を及ぼす。飲酒により摂取されたアルコールを体内で分解処理するために必要な時間は、個人差はあるが、例えば日本酒(アルコール15%)を2合(360ml)飲んだ時には、男性の場合で概ね4時間、女性の場合で概ね5時間が目安とされていることから、乗務前日の飲酒・酒量については、運転に影響のないよう十分気をつけることを運転者に指導している。

 4.国土交通大臣が認定する適性診断(以下「適性診断」という。)を受診した運転者の診断結果において、「感情の安定性」の項目で、「すぐかっとなるなどの衝動的な傾向」との判定が出た。適性診断は、性格等を客観的に把握し、運転の適性を判定することにより、運転業務に適さない者を選任しないようにするためのものであるため、運行管理者は、当該運転者は運転業務に適さないと判断し、他の業務へ配置替えを行った。

おっさん

適切なものは1・2、だな。

3.アルコール分解時間は男性で概ね「4時間」ではなく6~7時間が目安
4.適性診断は不適格者排除ではなく安全運転に役立てるもの

でぃでぃ

追越しの危険性指導と積載物の転落防止指導が正しいですよー。適性診断は自覚を促すためのもので、排除目的ではありません。

おっさん

日本酒2合のアルコール分解は6~7時間だ。4時間じゃ酒が残るぞ。飲んだら休め。

問26.運転者の健康管理

■問題文
一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)が行う事業用自動車の運転者の健康管理に関する次の記述のうち、適切なものをすべて選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.健康起因事故の防止には心臓疾患や大血管疾患の予防や早期発見が重要となる。事業者は、重篤な心臓疾患、大血管疾患を見逃さないためには、その前兆や自覚症状のうち4大症状といわれている胸痛、めまい・失神、動悸、呼吸困難の有無について、日頃から点呼等で運転者に確認し、早めに把握することが重要である。

 2.事業者は、法令により定められた健康診断を実施することが義務づけられているが、運転者が自ら受けた健康診断(人間ドックなど)において、法令で必要な定期健康診断の項目を充足している場合であっても、法定健診として代用することができない。

 3.運転者が脳検診において、異常所見の疑いが認められたため、当該運転者に脳検診を再受診させたところ、医師から診断結果に基づき、乗務時間を減らすなど、乗務の際の配慮が必要であるとの意見があった。このため、事業者は、医師からの意見等を勘案し、当該運転者について、乗務時間の短縮、夜間乗務の回数の削減等の就業上の措置を決定している。

 4.事業者は、深夜業(22時~5時)を含む業務に常時従事する運転者に対し、法令に定める定期健康診断を6ヵ月以内ごとに1回、必ず、定期的に受診させるようにしている。

おっさん

適切なものは1・3・4、だな。

2.人間ドック等で法定項目を充足していれば法定健診として代用可能

でぃでぃ

健康起因事故の4大症状(胸痛・めまい/失神・動悸・呼吸困難)の確認、医師の意見に基づく就業措置、深夜業の6ヵ月ごと健診が正しいですよー。

おっさん

人間ドックで法定項目カバーしてれば法定健診扱いできるんだよ。代用不可ってのはウソだ。

問27.交通事故防止対策

■問題文
交通事故防止対策に関する次の記述のうち、適切なものをすべて選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.自動車のハンドルを左に切り旋回した場合、左側の後輪が左側の前輪の軌跡に対し外側を通ることとなり、この前後輪の軌跡の差を内輪差という。大型車などホイールベースが長いほど内輪差が小さくなることから、運転者に対し、交差点での左折時には、内輪差による歩行者や自転車等との接触、巻き込み事故に注意するよう指導する必要がある。

 2.輸送の安全に関する教育及び研修については、知識を普及させることに重点を置く手法に加えて、問題を解決することに重点を置く手法を取り入れるとともに、グループ討議や参加体験型研修等、運転者が参加する手法を取り入れることも交通事故防止対策の有効な手段となっている。

 3.アンチロック・ブレーキシステム(ABS)は、急ブレーキをかけた時などにタイヤがロック(回転が止まること)するのを防ぐことにより、車両の進行方向の安定性を保ち、また、ハンドル操作で障害物を回避できる可能性を高める装置である。ABSを効果的に作動させるためには、運転者はポンピングブレーキ操作(ブレーキペダルを踏み込んだり緩めたりを繰り返す操作)を行うことが必要であり、この点を運転者に指導する必要がある。

 4.トラックは視点が高いことから、手前の路面もよく見え、先行車両との車間距離が長く感じられるため、車間距離を短くとりがちになり、追突事故の要因ともなる。そのため、走行中は安全な速度と十分な車間距離を保つことが重要であることを、運転者に指導する必要がある。

おっさん

適切なものは2・4、だな。

1.ホイールベースが長いほど内輪差は大きくなる(小さくなるは誤り)
3.ABSではポンピングブレーキは不要。ブレーキを強く踏み続けるのが正しい

でぃでぃ

参加体験型研修やグループ討議は安全教育の有効な手法ですよー。ABSはブレーキを踏み続けることが大事です。

おっさん

ABSでポンピングブレーキしたら逆効果だぞ。踏み続けろ。あとトラックは車間距離が短く感じやすいから注意な。

問28.自動車の運転等に関する知識

■問題文
自動車の運転等に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

■選択肢
 1.連結車両(トラクタとトレーラを連結した車両)が、滑りやすい路面で急ハンドルや急ブレーキなどの急激な運転操作を行ったりすると、車輪がロックしてタイヤが滑り、トラクタとトレーラが連結部で折れ曲がり、「くの字」になることを「ジャックナイフ現象」という。

 2.フット・ブレーキを使い過ぎると、ブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱してその熱がブレーキ液に伝わり、液内に気泡が発生することによりブレーキが正常に作用しなくなり制動力が低下することを「ベーパーロック現象」という。

 3.自動車の夜間の走行時において、自車のライトと対向車のライトで、お互いの光が重なり合い、その間にいる歩行者や自転車が見えなくなることを「クリープ現象」という。

 4.自動車がカーブを走行するときに自動車に対しカーブの外側へ向かう力が働く。この力を「遠心力」といい、自動車の走行速度に比例し変化する。例えば、自動車の重量及びカーブの半径が同じ条件の場合、自動車の走行速度が2倍になると、遠心力の大きさも2倍になる。

おっさん

適切なものは1・2、だな。

3.「クリープ現象」ではなくグレア現象(蒸発現象)が正しい
4.遠心力は速度の2乗に比例。速度2倍なら遠心力は4倍

でぃでぃ

ジャックナイフ現象とベーパーロック現象の説明が正しい選択肢ですよー。グレア現象とクリープ現象を混同しないようにしましょう。

おっさん

遠心力は速度の2乗だからな。2倍になったら4倍。これは物理の基本だ。

問29.追越しの距離と時間の計算

■問題文
自動車の追越しに関する次の1~2の記述について、解答しなさい。
なお、この場合の「追越し」とは、A車が前走するB車の後方40メートル(ア)の位置から始まり、B車を追い越してB車との車間距離が40メートル(イ)の位置に達するまでのすべての行程をいう。

■選択肢
 1.一般道を車両の長さ10メートルのA車が時速60キロメートルで走行中、上図のとおり、時速40キロメートルで前方を走行中の車両の長さが10メートルのB車を追い越すために要する追越距離を次の①~②の中から正しいものを1つ選びなさい。 ① 200メートル ② 300メートル

 2.「1」の場合において追越しに要する時間を次の①~②の中から正しいものを1つ選びなさい。 ① 12秒 ② 18秒

おっさん

1:②300メートル、2:②18秒、だな。

追越距離=(後方間隔+B車長+前方間隔+A車長)×A車速度÷速度差
=(40+10+40+10)×60÷(60-40)=300メートル
追越時間=300÷(60×1000/3600)≒18秒

でぃでぃ

追越しの計算問題ですね。追越距離の公式に当てはめると、100×60÷20=300メートル。追越時間は300÷16.67≒18秒ですよー。

おっさん

計算問題は焦らずに一個ずつやれ。公式さえ覚えてれば確実に取れる問題だ。

でぃでぃ

追越しに要する距離と時間は、速度差が小さいほど長くなりますよー。実務でも無理な追越しは危険なので覚えておきましょうです。

問30.事故の再発防止対策

■問題文
運行管理者が、次の大型トラックの事故報告に基づき、この事故の要因分析を行ったうえで、事業者又は運行管理者にとって、最も直接的に有効と考えられる<事故の再発防止対策>ア~カの組合せを、<選択肢>(1~6)から1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、<事故の概要>及び<事故関連情報>に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

<事故の概要>
大型トラックが信号交差点を左折した際、交差点内で、横断歩道上を右から横断中の自転車の通過待ちをした後に発進したが、同横断歩道を左から横断中の車いす利用者に気付かず衝突し、路上に転倒させた後、車両で轢過した。

<事故関連情報>
① 運行管理者は、当該運転者に対する業務前の点呼において、昨日は、就寝時間がいつもより遅かったとの事であったが、疲労等に問題がないことを確認していた。
② 運転者は、事故地点において、右方向から来る自転車のみに気を取られ、左方の安全確認を十分に行わなかったため、同横断歩道を左側から横断していた車いす利用者に全く気付かず進行し、車両の前部で衝突転倒させ轢過した。
③ 当該運転者は、3ヵ月前に定期健康診断を受診した際、肥満及び高血圧を指摘され、精密検査の受診を勧められ、まだ、精密検査は受診していなかったが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査は受診していた。
④ 当該運転者の適性診断結果で、「信号の変化や他の交通の動きを予測した運転を行うことや、歩行者や自転車のそばを通過する際は思いやりのある運転を心がける」こと等について指摘されていた。
⑤ 当該営業所においては、運行管理者の補助者(以下「補助者」という。)は選任されておらず、運行管理者により運行管理業務を行っていた。
⑥ 当該営業所では、事故が発生しやすい箇所、交差点での右左折時における留意事項等について指導を行っていなかった。

<事故の再発防止対策>
ア 運転者に対し、大型車を運転して交差点で左折又は右折する場合は、直接視界及び間接視界により、車両の左右及び前方下方に歩行者等がいないか十分確認した上で通過するよう指導を徹底すること。
イ SAS取扱規定を作成し、雇い入れ時等のタイミングで医療機器によるSASスクリーニング検査を受けさせ、SAS検査後のフォローや乗務可否、治療の継続的なチェックなど目的を明確にすること。
ウ 運行の主な経路における事故が発生しやすい箇所や具体的な注意事項など、安全運行を行うために必要な情報を運転者に伝え、適切な運行指示を行うこと。
エ 点呼の際に点呼実施者が不在にならないよう、適正な数の運行管理者又は補助者を配置するなど、運行管理を適切に実施するための体制を整備すること。
オ 適性診断の結果をもとに、運転者に対して、歩行者等の安全に配慮した「思いやり運転」を身につけるよう継続的に指導すること。
カ 運転者に対し、十分な睡眠時間の確保等、勤務に影響を及ぼさない日常生活の過ごし方についても指導すること。

<選択肢>
1. ア イ エ
2. ア ウ オ
3. ア エ カ
4. イ ウ エ
5. イ オ カ
6. ウ エ カ

おっさん

正しい組合せは2(ア ウ オ)、だな。

②左方の安全確認不足 → ア(左折時の安全確認徹底)
⑥交差点での指導未実施 → ウ(事故多発箇所の情報提供)
④適性診断の指摘事項 → オ(思いやり運転の指導)

でぃでぃ

事故の再発防止対策の問題ですね。事故の直接的な要因に対応する対策を選びましょう。左方確認不足・指導未実施・適性診断の指摘が要因ですよー。

おっさん

SASや睡眠の問題は今回の事故の直接原因じゃないからな。補助者の配置も事故とは直接関係ない。原因に直結する対策を選べ。

でぃでぃ

この手の問題は、事故概要と関連情報を丁寧に読んで、「直接的に有効な」対策を選ぶのがコツですよー。消去法も使えます。

働きやすい職場で働く。ドライバーズワーク。

まとめ

でぃでぃ

お疲れ様でしたです!令和6年度の全30問、終わりましたよー。

おっさん

今回は改正後の改善基準告示が適用されてるから、拘束時間の上限とか数字が変わってるぞ。しっかり確認しとけ。

でぃでぃ

改正後は1ヵ月284時間・1年3,300時間が上限ですよー。連続運転の4時間30分の例外規定も新しいポイントです。

おっさん

まあ過去問で出題パターンを掴んどくのは大事だからな。頑張れよ。

でぃでぃ

…あ、おっさん。富士宮やきそばの次は、ぜひ静岡おでんの黒はんぺんいきましょうよ。冬の長距離帰りに最高ですよー。

おっさん

お前…俺をSA・PAグルメ巡りの沼に引きずり込む気か。まあ、黒はんぺんは気になるけどな。

■運行管理者 ページ一覧
①:運行管理者の概要
②:貨物自動車運送事業法(前半)
③:貨物自動車運送事業法(後半)
④:道路運送車両法
⑤:道路交通法
⑥:労働基準法
⑦:実務上の知識及び能力
⑧:過去問:令和3年度CBT出題例
⑨:過去問:令和4年度出題例
⑩:過去問:令和5年度出題例
⑪:過去問:令和6年度出題例 ◀◀NOW

お勉強の継続のために共有&ブクマ!
  • URLをコピーしました!
INDEX