このページは第一種 衛生管理者の試験で頻出する「化学物質による健康障害」を語呂合わせと覚え方で一気に攻略するためのページです。
金属・有機溶剤・有害ガスの「物質×症状」の組み合わせは、丸暗記しようとすると一番つまずくところ。試験では毎回ここから3〜5問出るので、ここを落とすと合格ラインを切ります。
おっさん毎回必ず出るのに、毎回覚えきれずに終わるやつだな…。
でぃでぃそうなんですよー。なので今回は語呂合わせとイメージで丸ごと覚える方式でいきましょう!
おっさん…理屈じゃなくて語呂、ね。それなら俺でもなんとか…
なぜ「化学物質×健康障害」は試験で狙われるのか
第一種 衛生管理者の試験では、問11〜問20の「労働衛生(有害業務)」の中で、毎回4〜5問が「物質と症状の組み合わせ」を問う形で出題されます。
つまり「物質→代表的な症状」がパッと出ればOK。深い病態の理解は要りません。だからこそ語呂合わせで一気に覚えるのが効率的です。
【金属】による健康障害の語呂合わせ
まず最重要の金属から。鉛・水銀・マンガン・クロム・カドミウム・ヒ素・ベリリウムの7つを押さえれば本試験では十分です。
| 金属 | 代表的な健康障害 |
|---|---|
| 鉛 | 貧血、伸筋まひ、腹部疝痛 |
| 水銀 | 手指のふるえ、感情不安定、口内炎 |
| マンガン | パーキンソン病様症状、筋のこわばり |
| クロム | 鼻中隔穿孔、皮膚障害、肺がん |
| カドミウム | 腎障害、肺気腫、イタイイタイ病 |
| ヒ素 | 皮膚がん、角化症、鼻中隔穿孔 |
| ベリリウム | ベリリウム肺(慢性肺疾患) |
鉛(なまり)の語呂合わせ
「なまけ者は貧しく、伸びず、お腹が痛い」
なまり → 貧血/伸筋まひ/腹部疝痛
鉛中毒の3点セットは「貧血・伸筋まひ・腹部疝痛」。バッテリー製造や顔料工場で発生します。
水銀(すいぎん)の語呂合わせ
「すい〜っと震えて、感情ゆれて、口あれる」
すいぎん → 手指のふるえ/感情不安定/口内炎
有機水銀(メチル水銀)は中枢神経をやられて水俣病を起こします。無機水銀との違いも問われやすいので余裕があれば両方押さえましょう。
マンガンの語呂合わせ
「マンガで見た パーキンソン」
マンガン → パーキンソン病様症状/筋のこわばり
マンガンといえばパーキンソン病様症状。これだけ覚えればOKです。
クロム・ヒ素の語呂合わせ
「クロもヒも、鼻に穴あけ がんを呼ぶ」
クロム・ヒ素 → 鼻中隔穿孔/がん(クロムは肺がん、ヒ素は皮膚がん)
クロムとヒ素はどちらも鼻中隔穿孔+がんを起こす点で共通。違いは「クロム=肺がん」「ヒ素=皮膚がん・角化症」です。
おっさん鼻中隔穿孔ってのが何度見ても字面でビビるんだよな…。
でぃでぃ「鼻に穴があく」と覚えれば大丈夫ですよー。
カドミウムの語呂合わせ
「カド立つ腎臓 イタイイタイ」
カドミウム → 腎障害/肺気腫/イタイイタイ病
カドミウムといえば腎障害+イタイイタイ病。富山県神通川流域の公害病として有名です。
ベリリウムの語呂合わせ
「ベリーが肺を リリリ」
ベリリウム → ベリリウム肺(慢性肺疾患)
ベリリウムは肺だけ覚えればOK。「ベリリウム肺」という病名そのものが問われます。
【有機溶剤】による健康障害の語呂合わせ
有機溶剤はほぼ毎回1問出ます。ベンゼン・ノルマルヘキサン・メタノール・二硫化炭素・トルエンの5つを押さえてください。
| 有機溶剤 | 代表的な健康障害 |
|---|---|
| ベンゼン | 再生不良性貧血、白血病 |
| ノルマルヘキサン | 末梢神経障害(多発性神経炎) |
| メタノール | 視神経障害(失明) |
| 二硫化炭素 | 精神障害、網膜細動脈瘤 |
| トルエン | 中枢神経麻酔作用、頭痛・めまい |
「弁慶のノルマ、目はメタメタ、二回精神」
ベンゼン→白血病/ノルマルヘキサン→末梢神経/メタノール→視神経/二硫化炭素→精神障害
特に重要なのがベンゼン=白血病とメタノール=失明。この2つは丸暗記必須です。
でぃでぃ「ベンゼン=ベン(弁)が白い(白血病)」、「メタノール=目に来る」と覚えると忘れません!
【有害ガス】による健康障害の語呂合わせ
有害ガスは一酸化炭素・硫化水素・シアン化水素・塩素・ホスゲンの5つでほぼ網羅できます。
| 有害ガス | 代表的な健康障害・特徴 |
|---|---|
| 一酸化炭素(CO) | ヘモグロビンと結合し酸素欠乏。頭痛・めまい・意識障害 |
| 硫化水素 | 脳神経細胞の酸素利用障害、意識消失(腐卵臭) |
| シアン化水素 | 細胞内呼吸阻害(内窒息) |
| 塩素 | 気道刺激、肺水腫 |
| ホスゲン | 遅発性肺水腫 |
「一酸化はヘモグロにくっつく、硫化は腐卵、塩素は肺、ホスゲンは遅れて来る」
特に試験で問われるのは一酸化炭素=ヘモグロビンと結合とホスゲン=遅発性の2点。「ホスゲンは吸ってもすぐ症状が出ない」が引っかけポイントです。
おっさんホスゲンが「遅れて来る」ってのは初見じゃ絶対に解けねぇやつだな。
でぃでぃそうなんですよー。だからこそ語呂で押さえておく価値があるんです。
過去問での出題パターン3選
実際の試験では、こんな形で問われます。
パターン①:組み合わせの正誤
「化学物質とその健康障害との組み合わせとして、誤っているものはどれか」
例:「マンガン – 鼻中隔穿孔」 → ✕(マンガンはパーキンソン症状)
パターン②:症状から物質を選ぶ
「貧血と伸筋まひを引き起こす金属はどれか」 → 鉛
パターン③:単独物質の特徴
「一酸化炭素中毒について正しいものはどれか」 → ヘモグロビンとの結合に関する記述を選ぶ
過去問で実際にどう出ているかは、最新版の過去問解説ページで確認してください。
まとめ:覚え方のコツは「最初の1音」
化学物質×健康障害の覚え方をまとめます。
①金属7つ:鉛・水銀・マンガン・クロム・カドミウム・ヒ素・ベリリウム
②有機溶剤5つ:ベンゼン・ノルマルヘキサン・メタノール・二硫化炭素・トルエン
③有害ガス5つ:CO・硫化水素・シアン化水素・塩素・ホスゲン
本試験までに、上の語呂を3回声に出して読むだけでも定着します。「物質名の最初の1音から症状を引き出す」のがコツです。
でぃでぃ有害物質の体系的な解説は、本編の労働衛生-有害(後半)もあわせて読むと完璧ですよー!
おっさん過去問で実戦練習もな。最新の過去問でこの分野が出てるから解いてみるといい。

