このページは「第一種と第二種 衛生管理者は何が違うの?どっちを取ればいいの?」という疑問に、これから受験する人向けにやさしく答えるページです。結論を先に言うと、物流・運送業で働くなら第一種が必須です。
「第二種のほうが簡単そうだけど、自分の会社で使えるの?」という人は、2つの違い → 業種で変わる選任ルール → 試験の難易度 → どっちを取るべきかの順に読めば、自分が受けるべき種別がはっきりします。
でぃでぃ第二種のほうが問題数も少なくてラクそうですよね。それじゃダメなんですか?
おっさんそこが落とし穴でな。。。業種によっては第二種だと衛生管理者に選任できねぇんだよ。まずはそこから説明するぞ。
第一種と第二種の違いとは?|「有害業務」を扱えるか
2つの最大の違いは、「有害業務を含む業種で衛生管理者になれるかどうか」です。
| 項目 | 第一種 | 第二種 |
|---|---|---|
| 対応できる業種 | すべての業種 | 有害業務の少ない 一部業種のみ |
| 有害業務 | 扱える | 扱えない |
| 試験の問題数 | 44問 | 30問 |
| 試験科目 | 有害業務を含む5科目 | 有害業務を除く3科目 |
| 合格率(目安) | 約45% | 約51% |
「有害業務」とは、化学物質・粉じん・放射線・高温・騒音など、労働者の健康に悪影響を及ぼすおそれのある業務のこと。第一種はこれらを含むすべての業種に対応できますが、第二種は対応できません。
業種で変わる|第二種では選任できない業種
ここが最重要。有害業務を含む業種では、第二種では衛生管理者に選任できません(第一種または衛生工学衛生管理者が必要)。
| 第一種が必要な業種 (有害業務を含む) | 第二種でもよい業種 |
|---|---|
| 農林畜水産業/鉱業/建設業/ 製造業/電気・ガス・水道・熱供給業/ 運送業/自動車整備・機械修理業/ 医療業/清掃業 | 情報通信業/金融・保険業/ 卸売・小売業/飲食店/宿泊業/ その他のサービス業 など |
でぃでぃなるほど…運送業は第一種じゃないとダメなんですね。第二種を取っても会社で使えないと意味がない…!
おっさんそういうこった。だから「自分の業種で使えるかどうか」で種別を選ぶのが鉄則だな。
試験の違い|第一種は「有害業務」が増える
第一種と第二種は、試験科目の構成が違います。第一種は有害業務に関する問題が加わるぶん、問題数が多くなります。
| 科目 | 第一種 | 第二種 |
|---|---|---|
| 関係法令 | 有害+一般 | 一般のみ |
| 労働衛生 | 有害+一般 | 一般のみ |
| 労働生理 | あり | あり |
| 合計問題数 | 44問 | 30問 |
合格率は第一種が約45%、第二種が約51%。第一種のほうが範囲は広いですが、難易度が極端に上がるわけではありません。きちんと対策すれば十分合格を狙えます。
どっちを取るべき?|迷ったら第一種
結論はシンプルです。
迷ったら第一種
・全業種で使える=転職・異動でつぶしが効く
・物流/製造/建設/医療など有害業務を含む業種は第一種必須
・難易度の差は大きくない
第二種でよいのは、勤務先がオフィス系業種(情報通信・金融・卸売小売など)に確定していて、今後も有害業務のある業種に移る予定がない場合に限られます。少しでも迷うなら、どこでも通用する第一種を取っておくのが安全です。
おっさんうちは運送業だから、選択の余地なく第一種だな。
でぃでぃはい!物流業界を目指すなら第一種一択です。問題数は多いですが、語呂合わせで効率よく攻略していきましょー!
よくある質問
Q. 第二種を取ってから第一種に切り替えられる?
第二種を持っていても、第一種を取るには改めて第一種試験に合格する必要があります(自動で格上げはされません)。それなら最初から第一種を受けたほうが効率的です。
Q. 受験資格は第一種と第二種で違う?
受験資格は第一種・第二種で共通です(大卒で労働衛生の実務1年以上、高卒で3年以上など)。種別による受験資格の差はありません。
まとめ|物流業界なら「第一種」で決まり
①違いは「有害業務を扱えるか」=対応業種の差
②運送業・製造業などは第二種では選任できない
③試験は第一種44問/第二種30問、合格基準は共通(各40%・合計60%)
④合格率は第一種約45%・第二種約51%
⑤迷ったら第一種。物流業界なら第一種一択
種別が決まったら、あとは試験対策。第一種は範囲が広いぶん、語呂合わせで効率よく覚えるのが合格への近道です。
でぃでぃ分野別の語呂合わせは本編の各まとめページで解説していますよー!

