危険物乙4-物理化学で落ちた人へ:捨てる問題・取る問題の見分け方と2週間プラン

「乙4の物理化学で落ちた」「計算問題は捨てたい」——その気持ち、めちゃくちゃ分かります。でも先に結論を言うと、物理化学を完全に捨てると合格はできません。科目別に60%を取らなきゃいけないからです。

このページでは「計算問題は最小限」で「暗記分野で6割確保」する戦略を、実体験ベースで紹介します。前回物理化学で落ちた人向けです。

おっさん

正直、計算問題見ただけで頭真っ白になるんだよな。あれだけは無理。

でぃでぃ

全部解こうとしなくていいんですよー!物理化学10問のうち6問取れれば合格です。捨てる問題と取る問題を分けましょー。

正直、私の周りでも乙4を物理化学だけで2回落ちた人がいます。法令と性質消火は9割超えてるのに、物理化学だけ4/10。本人いわく「公式を全部覚えようとしたのが敗因」だそうで、3回目は捨てる問題を決めて受かりました。満点を目指さないのがコツです。

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乙4の合格基準|物理化学の足切りライン

乙4の試験は法令15問・物理化学10問・性質消火10問の35問構成。それぞれ60%以上の正解が必要です。

科目問題数合格ライン落とせる数
法令15問9問6問まで
物理・化学10問6問4問まで
性質・消火10問6問4問まで
乙4 科目別合格基準

つまり物理化学は4問まで落としていい。これが戦略の前提です。

物理化学10問の内訳|計算は2〜3問だけ

物理化学10問のうち、計算問題は通常2問・多くて3問。残り7〜8問は用語の暗記です。

出題内訳(目安)
・計算問題:2〜3問(指定数量倍数、熱量、比重など)
・燃焼の理論:2問(燃焼の3要素、引火点・発火点)
・静電気・酸化還元:2問
・物質の状態・反応:2〜3問

計算問題を全部落としても、暗記7問のうち6問正解できれば合格ラインに乗ります。

おっさん

暗記7問のうち6問って…意外といけそうじゃねえか?

でぃでぃ

そうなんですー!物理化学=計算地獄じゃないんです。暗記で6割取りに行く戦略でいきましょー。

捨てる問題・取る問題の見分け方

捨てていい問題(出ても飛ばす)

①爆発下限界(ルシャトリエの式)の混合気体計算
②モル計算が複雑な熱化学方程式
③化学反応式の係数を自分で組む問題

特に③、「C₈H₁₈+?O₂→?CO₂+?H₂O の係数を入れよ」みたいなオクタン燃焼の式。1問のために係数合わせの手順を覚えるくらいなら、性質消火を1周追加したほうがリターンが大きいです。

これらは勉強コストが高くてリターンが低い典型例。1問だけのために何時間も使うより、暗記分野に時間を回した方が確実です。

必ず取る問題

①燃焼の3要素(可燃物・酸素供給源・点火源)
②引火点・発火点・燃焼範囲の用語の違い
③静電気の発生・防止(湿度管理、接地)
④酸化と還元の定義
⑤指定数量の倍数計算(パターン1つだけ)
⑥比重・蒸気密度(公式1つだけ)

この6テーマだけで6〜7問はカバーできます。

最小限の計算公式|これだけ覚えれば1問は取れる

計算を全部捨てるのは怖いという人向けに、最低限の2公式だけ紹介します。

公式A:指定数量の倍数

倍数 = 貯蔵量 ÷ 指定数量(複数あれば合算)
※法令科目でも使うので一石二鳥。

公式B:蒸気密度

蒸気密度 = 分子量 ÷ 29
※29は空気の平均分子量。1より大きければ空気より重い→低所に滞留する。

計算問題はこの2つだけ確実にして、残りは「分からなければ捨てる」で十分です。詳しくは乙4 計算問題まとめ・公式集(別ページ)も参照。

物理化学で落ちる人の典型パターン3つ

①計算問題に時間をかけすぎる

1問に5分以上かけると、暗記問題を見直す時間が無くなります。計算は最後に回し、まず暗記から潰すのが鉄則。

②用語を「なんとなく」で覚えている

引火点と発火点、燃焼範囲と燃焼速度——似た用語の区別が試験のメインです。「酸化されやすい=還元剤」のような定義は紙に書いて覚えるべし。

③過去問を解いていない

物理化学は出題パターンが7〜8通りに固まっている科目。過去問3回分を解けば、同じ問題が形を変えて出ているのが分かります。

余談ですが、消防試験研究センターは過去問を公式に出していません。市販の問題集に載っている「過去問」は、出版社が受験者から復元したものです。なので問題集によって表現が微妙に違います。1冊を3周する方が、複数冊を1周ずつより効率的です。

おっさん

過去問やらずにテキストばっか読んでたわ…これじゃ落ちるな。

でぃでぃ

過去問3回分を3周するだけで、物理化学の点数は劇的に上がりますー!

再受験までの2週間プラン

日数やること目標
1〜3日目燃焼理論・引火点等の暗記用語の区別ができる
4〜6日目静電気・酸化還元・物質の状態過去問で5問正解
7〜9日目公式A・Bの計算演習指定数量・蒸気密度を即答
10〜12日目過去問3回分を時間計って解く物理化学6/10正解
13〜14日目弱点の総復習本番モード調整
物理化学で落ちた人向け 2週間プラン

それでも不安な人へ|「落ちた」は恥ずかしくない

乙4の合格率は30〜40%。毎年14万人以上が不合格になる試験です。物理化学で落ちる人は本当に多いので、落ち込まずに戦略を切り替えるのが最優先です。

気持ちの整理は乙4で落ちて恥ずかしい?データで見ると不合格は多数派もどうぞ。

あと最後に1つだけ。落ちた後の「合格通知が来なかった日のあの空気」、忘れてないですよね。あれを2回も味わいたくないので、テキストを開く気力が湧かない日も、過去問1問だけ解いてみてください。1問なら5分です。続けてると、ある日から物理化学の問題文が「読める」感覚になります。そこからは早いです。

おっさん

2週間プラン、やってみるわ。次は受かる気がしてきた。

でぃでぃ

その意気ですー!「捨てる勇気」と「取る集中」、両方使って合格つかみましょー!

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